パール歯科では、どんなに泣いて、あばれていたお子様も、最後は笑って帰っていきます。先生もスタッフも子供の気持ちになって優しい治療を心がけています。
大きな声で叱ったり、押さえつけたりせずに、これから何をするのか、どんな器具を使うのか、自由に見たり手にとって触ったりさせて、お子様が納得した上で、治療を開始します。治療は段階を追って、痛みを与えないように細心の注意を払い行いますので、ほとんどの子供たちは歯医者さんが大好きになって帰っていきます。
(1)飲食回数、飲食方法の問題
・う蝕ハイリスク患者を減らす。
※ハイリスク患者とは?
a. 1日6回以上飲食する人
b. 3回しか食べなくても寝る前に食べる人
c. 3回しか食べなくても飴を毎日なめている人
(2)フッ化物の使用(フッ素塗布、フッ素洗口、フッ素入りハミガキ粉etc.)
a. 歯面の清掃
ブラシにより歯面から歯垢を除去
b. 防湿、乾燥
c. 薬液の塗布
薬液(2ml以下)に浸した綿球を歯面になるべく長く浸潤させる
塗布後30分は洗口させない。
(3)プラークコントロール
プラーク(歯垢)の付着状態をチェックし、%(パーセンテージ)で評価する。
(⇒プラークインデックス) 20%以下(磨けている80%:汚れている20%)を目標とし、患者さんにあったブラッシングを指導していく。
(4)シーラント
※シーラントとは?
むし歯になりやすい歯の溝を一時的に埋めて、むし歯のできやすい環境から遮断することにより、むし歯を抑制する方法です。
特に生えたばかりの6才臼歯は溝が深くむし歯になりやすいためその部位に行います。
治療が可能な場合は一般的な治療を行います。
治療が困難な場合などう蝕の前処置としてサホライド塗布を行うことがあります。
※ サホライド塗布とは?
むし歯の前処置として、神経を取る可能性が低くするために、(治療する時間や回数を減少する) お薬を塗布します。
そして、毎日この部分を磨くことによりむし歯の進行を防ぎ、見た目には黒く光ってきます。
この結果、神経を取る可能性が低くなり、つまり痛みを与える可能性が低くなります。
審美的には黒く着色する為、良いとはいえませんが、お子様に痛みを与えないという事を考えてみてください。