インビザラインと他のマウスピース矯正の違い


世界にはインビザラインに似たマウスピース型の矯正装置がいくつか存在します。

見た目も透明であり形も類似している為、全く同じ効果や使用用途があるものだと誤解されています。

しかし、実際は製作工程や治療システムが大きく異なる為、

治療効果や治療可能な症例の範囲も大きく異なります。


製作工程の違い


▫️ インビザラインの製作工程

歯型を採り、患者様個別に作製した治療計画フォームと共に米国に郵送します。
届いた歯型は3次元にデジタルデータ化され、コンピューター画面上にて、歯をどのように動かしていくかなどの計画を立てていきます。
計画が完成し承認を行うと治療のスタートから終わりまで、段階ごとの形を正確に再現したマウスピースが、一度に全て作製されます。

▫️ 他のマウスピース矯正の製作工程

歯型を採り、歯科技工士が模型上で少し歯を動かした状態を予測して、マウスピースを作製します。
そして歯が少し移動した段階で再び歯型を採り、同じようにしてマウスピースを作製します。
この作業を治療が完了するまで何度も繰り返します。


他のマウスピース矯正にはないインビザラインの特長



▫️ 従来のマウスピース矯正では難しいとされてきた様々な症例に対応できる。
 (歯科医師のインビザラインの経験と技術が必要)


  → コンピューター処理により治療計画を作製する為、予知性が高く、精密な計画を立てることができる。



▫️ コンピューター画面上にて治療をシミュレーションすることができる。
  → 患者様が治療前に、歯の動きや治療後の歯並びを視覚的に確かめることができる。



▫️ 1回の型取りで全てのマウスピースが製作できる。

  → 患者様の負担を減らし、来院回数を少なくすることが可能になる。
    またマウスピースの個数が最初にわかる為、おおよその治療期間を予想することができる。